【人類vs最強将棋ソフト勝てたら100万円!】最終日が終わった感想

今日でGPS将棋に挑戦する【人類vs最強将棋ソフト勝てたら100万円!】という企画が終わりました。はじめは「勝てるわけがない」という印象を持っていたイベントですが、私が知っている限りでは100万円を獲得した方が3人います。

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全ての対局を見たわけではありませんが、私が見た限りの感想です。

はじめは遊び感覚でチャレンジする人が多いのだろうと思っていましたが、実際に挑戦された方は、皆さん初段以上どころか、四、五段以上の方ばかりで、遊び感覚ではなく明らかに勝つ為にチャレンジしている方ばかりでした。GPS将棋の弱点を見つけるための研究や少しでも有利になる戦法を用いて挑戦されている姿に感動しました。

GPS将棋には入玉が有利や香得定跡などのGPS将棋対策の戦型や戦法、なかには稲庭戦法まで様々な対策は普段指すことがないので、挑戦者の方々には勉強させて頂きました。

挑戦された方の棋力が高いという事もありますが、その中でも有力だと感じたのは香得定跡と6三玉型に誘導する序盤戦術です。

香得定跡の狙いはGPS将棋を穴熊に組ませても△1五歩からの仕掛けで香得して、その香得した香車を端攻めに使っていこうという狙いで、香得定跡で惜しい展開になった方が大勢いました。

また、後手玉を6三玉型に誘導する作戦も必ず△6三玉と指してくれるわけではありませんが、普通に考えて後手玉が薄いので攻めやすい玉形だったと思います。

ただ、GPS将棋の終盤力は強すぎですね。GPS将棋に限らず将棋ソフト全般に言えることですが、詰み筋があったら絶対に逃さない、詰み筋がなくても必至をかけられる、必至をかけられなくても速度計算が正確で一手違いで負けるなど終盤力に全く隙はありません。

ただ、実際にGPS将棋に勝った方が3人もいるわけで、プロ棋士の先生方が解説されているのを聞いていると、電王戦はプロ棋士有利かなと思っています。今回のイベントはPC1台分のGPS将棋だったので本番とは違うでしょうけど、まだまだ人間のほうが強いというところを電王戦で戦うプロ棋士の先生方に証明して頂きたいと思います。

電王戦第1局は2013年3月23日【阿部光瑠四段 vs 習甦】から開催されます。
第2回電王戦の対局日程はこちら

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