NHK総合「情報まるごと」で電王戦第5局GPS将棋について三浦弘行八段が語りました

昨日、放送されたNHK総合「情報まるごと」という番組で電王戦特集があり、三浦八段が電王戦第5局の感想を語りました。

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第2回電王戦第5局【三浦弘行八段 vs GPS将棋】

「ひとことで言えば(GPS将棋は)怪物だった…」

GPS将棋の強さを怪物だと表現したうえで電王戦第5局の感想を語っています。GPS将棋に勝つ為のポイント、対局前の構想は「序盤で有利な態勢を築いておいて、中盤・終盤でコンピュータの計算能力が追いつかない局面にするのが狙いだった」という事です。

局面の感想では、42手目△8四銀という新手を見て、「有利になった」、「若干ありがたいと思った」、「局面を上手くリードできるのかと思った」と語っています。部分的に見ると先手だけ1歩得した局面なので若干有利という形勢判断は当然だと思いますが、全体的に見るとGPS将棋に攻めを上手く繋げられ1歩の損得以上に形勢が悪くなったようです。

80手目△8八歩の局面を三浦八段は「もうGPS将棋は間違えないだろうと、その時にこの将棋は勝てないだろうと覚悟を決めました」、GPS将棋の強さについて「まだGPS将棋の強さを完全に引き出せたとは思っていない、まだGPS将棋には余裕、隠された強さがあるというのが対局してよくわかった」と語っています。

80手目△8八歩の局面、人間同士なら入玉も視野に入れたまだ難しい局面ですが、終盤の読みの速さ・正確さに定評があるコンピュータを相手に自信を持てる局面ではなかったという事でしょう。また、三浦八段としては防戦一方の将棋になってしまったので、GPS将棋の強さを引き出せなかったというのも納得。

コンピュータとの対局について羽生善治三冠は次のようにコメントしています。

「やるなら他の対局を1年やめて研究が必要」

どのように捉えて良いのか難しいコメントですが、羽生三冠でも1年研究しなければ勝てないと思っているのは確かなようですね。また、日本将棋連盟会長の谷川浩司九段は第3回電王戦の開催について以下のようにコメントしています。

「次回の開催は主催者とまだ協議中だが前向きに考えていきたい」

第3回電王戦の開催について決定はしていないものの、前向きに考えてくださるようで一将棋ファンとして嬉しい限りです。ただ、高橋道雄九段のブログには、「第3回もあるようなので、是非解説役で呼んで下さい。」と書かれていますので、実はもう第3回電王戦の開催は決定していて、あとはルールの見直しなど細かいところを協議中なのかもしれませんね。

高橋九段のブログ記事
http://ameblo.jp/t-mitch142/entry-11514861910.html

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