第24期女流王位戦五番勝負第2局 【甲斐智美女流四段 vs 里見香奈女流王位】の棋譜と感想

北海道苫小牧市「グランドホテルニュー王子」にて、第24期女流王位戦五番勝負第2局【甲斐智美女流四段 vs 里見香奈女流王位】が行われました。

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145手で先手:甲斐智美女流四段の勝ち。

今日は名人戦第3局も行われていて、女流王位戦第2局のほうはあまり見れなかったのですが、相振り飛車の激しい将棋になりましたね。私は居飛車党なので相振り飛車の将棋は分かりませんが、序盤から力戦型で攻め合いの激しい将棋は見ていて面白いですね。

午前中に驚いたのが30手目△1五歩から38手目△3七角成。39手目▲同桂とした局面の駒割りは、角香と銀の交換、そして後手の一歩損。里見女流五冠の攻めが繋がればそのまま押し切れるが切らされてしまうと駒損が大きいという局面。個人的には41手目▲2八玉で1筋をカバー、45手目▲6五歩で飛車の横利きを通して後手は攻めを繋げるのが難しくなったという印象。

中盤以降激しい将棋でしたが先手有利から優勢の形勢だったと思いますが、先手の甲斐女流四段としては、61手目▲6四桂が△1六桂、▲3九玉、△2八角で6四桂が抜かれてしまい、里見女流五冠からすると、守りの金を剥がされそうな桂馬を馬を作りながらタダで取れて、歩を除くと駒の損得も無くなったので先手有利とはいえ形勢が縮まったような気がします。

61手目▲6四桂のところ、佐々木勇気四段と激指が推奨する▲6五香なら詰めろと桂馬をタダで抜かれる筋を消せたので先手勝勢だったと思います。以下、激しい終盤戦を甲斐女流四段が制したという将棋でした。

一局を振り返ると、やはり30手目△1五歩からの攻めを繋げられるか、切らせられるかという将棋でしたね。本譜は先手の甲斐女流四段が後手の攻めを切らせて有利に指し進められたと思いますが、受け方を間違えると一気に詰まされてしまうような里見女流五冠の厳しい攻めも印象的です。

1勝1敗で迎える第3局は、5月22日(水)福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」にて行われます。まだ分かりませんが、福岡県という事で大盤解説会に参加できるようなら参加したいと思います。

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