手損と手得って何?

将棋は指す手によって手損(てぞん)と手得(てどく)があります。手損は自分の手番を損する事で、自分が手損する手を指したら相対的に相手は手得します。

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将棋はお互いに一手ずつ指し進めていくゲームなので、一手の損得は形勢に大きな影響を与えます。少しでも有利に局面を進めていく為には、手損になる手を指さないで相手に手得させないという事が大切です。

手損している例

手損イメージ01

先手▲7六歩、後手△3四歩でお互いに角道を通します。

手損イメージ02

3手目、▲2二角成と角交換を迫ります。

手損イメージ03

4手目、△同銀と後手が角を取り返したこの盤面。
先手も後手も2手ずつ動かしたのに、盤上の駒を見てみると先手は1手しか動いていないのに対して、後手はしっかり2手動いているのがわかります。

この場合、先手は一手損しているという事になり、後手は先手と比較して一手得している事になります。一手損角換わりという戦法があるように、必ず手損がいけないというわけではありませんが、手損と手得を考えながら有利に指し進めていきたいです。

手損が激しい展開

ここまで手損する事はありませんが、先手が一方的に手損する極端な例を作りたくて適当に作ってみました。

先手から激しく動いていったのにも関わらず、後手が22手目を指した局面で先手は2手しか動いていません。一方、後手のほうは7手分動いているので先手より5手も得をしているという事になります。また、自陣にも隙がなく、持ち駒の飛車と角、手得で動いた銀と桂馬が三段目まで上がれたので、数手後には反撃して後手が圧勝できそうな形です。

ここまで激しい手損にはならないと思いますが、手損と手得によって形勢が大きく左右されるという事を理解して頂けると嬉しいです。

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