第63回NHK杯1回戦第3局 【堀口弘治七段 vs 永瀬拓矢五段】の棋譜と感想

今日は第63回NHK杯1回戦第3局【堀口弘治七段 vs 永瀬拓矢五段】が行われました。

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106手で後手:永瀬拓矢五段の勝ち。

角換わり腰掛銀の戦型、後手の永瀬五段から仕掛ける展開となりました。41手目▲6八金右の局面、▲2五桂や▲4五歩から仕掛ける指し方が多いですが、本譜は▲6八金右とした事で44手目△3五歩が成立しやすい形だと解説の中村修九段が仰っていました。△3五歩から△2四銀という指し方はなかなか指せない手ですが、木村一基八段が確か指していたようなプロのあいだでは結構指されている形なのかもしれません。

53手目の▲3八歩にも驚きましたが、54手目△3三歩も手堅い一手でしたね。60手目△1五歩、先手玉が9筋で穴熊を目指しているので7、8、9筋あたりで手を作りたくなりますが、△1五歩はゆっくりしているようだけど確実に駒得できる気付き難い一手でした。

中盤、先手は駒損が大きく、89手目▲1二歩が勝負手で香車を吊り上げると頓死筋もあったようですが、冷静に△2五馬と桂馬を取った手が龍取りで、龍馬交換になった局面では後手玉が安全で持ち駒も豊富、手番も後手で金取りが残っている状況。以下自然に寄せて堀口七段の投了となりました。

来週の対戦カードは【森雞二九段 vs 畠山鎮七段】です。個人的には畠山七段の「こんな攻め筋があるの!?」と思わせるような強引な攻め将棋が大好きなので来週のNHK杯が楽しみです。

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