第63回NHK杯1回戦第6局 【中川大輔八段 vs 松尾歩七段】の棋譜と感想

第63回NHK杯1回戦第6局【中川大輔八段 vs 松尾歩七段】が行われました。

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184手で後手:松尾歩七段の勝ち。

あれ?

放送後、棋譜を確認している時に思ったのですが、本局は千日手が成立しているように思うのですがどうなんでしょうか。62手目、66手目、70手目、74手目で両者の持ち駒、手番が全く同じで同一局面が4回出現してますね。連続王手でもないし、74手目を指した局面で千日手が成立して指し直しになるはずですが…。

NHKに問い合わせてみましたが、「NHK杯将棋トーナメントの担当者は不在で…」と言われ確認する事は出来ませんでした。棋譜が間違ってるのか私の千日手に関する認識が間違ってるのか。

本局の感想よりもそれが気になってしまって…。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えて頂けると嬉しいです。

来週の対戦カードは【浦野真彦八段 vs 大石直嗣五段】です。

【追記】
この記事を読んで頂いた読者のO様からメールを頂きました。
やはり、本局は千日手が成立しているようで、O様が日本将棋連盟に問い合わせて以下のような返事を頂いたそうです。

『NHK杯の中川八段―松尾七段戦は、ご指摘の通り千日手が成立しています。
本局はそのまま指し続けて勝負がついたので、「投了優先」の原則により松尾七段の勝ちになります。』(O様から引用の了承済み)

記録係り、読み上げ、解説、聞き手、そして両対局者(特に後手の松尾七段)が千日手に気付かず、そのまま指し続けて中川八段が投了したので、勝負あり!という事みたいですね。

ただ、気になる事が1つ。もし、中川八段だけ千日手に気付いていて、投了する前に「これは千日手が成立しているから本局は無勝負。指し直しにしましょう。」と言ったらどうなっていたのか気になりますね。先手玉が詰んでいる状況でも投了前なら対局規定によって指し直しにできるようでは松尾七段も納得できないでしょう。中川八段はそういう方ではないと思いますが、そういう可能性がある以上、千日手と投了優先の原則に関して対局規定を見直す必要があるのかもしれません。

O様、本局に関して貴重な情報を頂き誠にありがとうございました。
誰も千日手に気付かないという非常に稀なケースでしたので助かりました。
重ねて御礼申し上げます。

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