第63回NHK杯1回戦第14局 【糸谷哲郎六段 vs 船江恒平五段】の棋譜と感想

第63回NHK杯1回戦第14局【糸谷哲郎六段 vs 船江恒平五段】が行われました。

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176手で船江恒平五段の勝ち。

角換わりの定跡形かと思いきや序盤から激しい力戦形になりましたね。解説の山崎隆之七段によると、▲山崎-△糸谷戦で後手が勝った将棋だったようで、糸谷六段としては解説の山崎七段を意識して先手後手どっちを持っても自信ありという事だったのでしょうか。

43手目▲7一銀、銀の割り打ちから▲6二銀成、△同玉となった局面あたりから、後手が良く早くも先手の作戦負けかなと思ってましたが、形勢が二転三転する激しい中盤戦になりましたね。

78手目△7三銀、秒読みで時間に追われた感がありましたが、79手目▲7九玉が先手にとっては大きかったように思います。一時的に角のラインに入ったとはいえ、いつでも▲8八玉と出来ますし、このあたりから先手が形勢を戻したように思います。

119手目▲6三角、プロ同士では王手飛車をかけたほうが負けると言われているようですが、このあたりでは明らかに先手優勢でしたね。結果的には後手勝ちだったので王手飛車をかけたら負けるとなったわけですが。

148手目△9五桂から△4六馬、△1五玉。普通なら△3四桂と馬取りを受けながら王手を受けたいところですが、桂馬を節約したのはさすがでした。160手目△9二桂が次の△8四銀か△9四銀打が同時に受からない必至。先手は王手をかけながら8五銀や9二桂を抜きたいところでしたが抜けずに投了。

来週の対戦カードは【飯塚祐紀七段 vs 髙﨑一生六段】です。

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